プエラリアは女性ホルモンのうち卵胞ホルモンに似た働きをすることで、バストアップ効果を発揮してくれることはよく知られています。 ただ、プエラリアは原産地周辺に住む少数民族からは「若返りの薬」として認識されていたのです。
なぜプエラリアがアンチエイジング効果を発揮してくれるのでしょうか。
肌の保湿力を高めてくれる
卵胞ホルモンは、体内でのコラーゲンやヒアルロン酸の生成に関係しています。 卵巣の働きが活発な若年層は卵胞ホルモンの働きが活発なので、コラーゲンやヒアルロン酸が盛んに生成され、保湿力の高い弾力性のある肌になってくれるのです
ところが、加齢によって卵巣の働きが徐々に衰えていくと、コラーゲンとヒアルロン酸の生成量が減少して、肌の保湿力が低下してしまいます。これが乾燥肌やシワの原因となってしまうのです。 プエラリアを摂取することは、卵胞ホルモンを増やすことに似た効果につながります。
これによってコラーゲンやヒアルロン酸の生成量減少を抑え、肌のアンチエイジング効果につながるのです。
骨を丈夫にしてくれる
骨がスカスカになってもろくなり、骨折しやすくなる骨粗鬆症は女性に多いとされていますが、これは卵胞ホルモンに骨の成分が溶け出すのを防ぐ働きがあることが関係しています。 加齢によって卵胞ホルモンが減ることで、骨の成分が溶け出しやすくなります。
もともと女性は男性に比べて骨密度が低いため、これが骨粗鬆症につながってしまいやすいのです。 プエラリアを摂取することで、骨の成分が溶け出すのを防止することができるようになります。
あとはちゃんとカルシウムなどを摂取すれば骨密度が上昇し、運動機能のアンチエイジングにつながってくれるというわけです。
上記の働きの他にも、プエラリアは卵胞ホルモンの不足が原因で起きる更年期障害の症状を和らげる効果もあります。
このように加齢からくる体の不具合を抑えてくれることから、若返りの薬と呼ばれるようになったのかもしれませんね。