プエラリアでの体調改善・美容効果 プエラリアミリフィカは生理後から排卵日に効果的?

プエラリアミリフィカはタイ原産のマメ科の植物で、根の部分にはバストアップ効果を持つ成分が含まれているとされています。
そして、生理後から排卵日にかけて摂取すると効果的だとされていますが、なぜそのようなことが言えるのでしょうか。

低温期と高温期

妊活のために基礎体温を測っている人はよく知っているでしょうが、女性には比較的体温の低い低温期と、体温の高い高温期があります。

生理後から排卵日にかけては、卵巣内で卵子を育てる必要があるため、卵子を育てる働きのある卵胞ホルモンの働きが強くなります。

排卵日から生理までは体を妊娠しやすい状態にするため、黄体ホルモンの働きが強くなります。 では、なぜ高温期が訪れるのかというと、黄体ホルモンに体温を上げる働きがあるためです。

体温が高いと受精卵が子宮に着床しやすくため、黄体ホルモンが着床を助けているというわけです。 逆に排卵日前は黄体ホルモンの働きが弱く体温が上がらないため、低温期になるというわけです。

プエラリアミリフィカは卵胞ホルモンを助ける

プエラリアミリフィカに含まれている成分は、2つのホルモンのうち卵胞ホルモンの働きを強めてくれる働きがあります。

卵胞ホルモンにはバストを成長させるなど、女性らしい体を作る働きもありますので、働きを強めることでバストの成長力をアップさせているのです。
卵胞ホルモンが強い時期ならばホルモンバランスは崩れにくいので、バストアップ効果につながりやすいのです。

逆に高温期は、本来働きが強くないはずの卵胞ホルモンの働きを強め、ホルモンバランスを崩してしまう結果になりかねません。
プエラリアミリフィカの摂取によって体調を崩してしまったという人の多くは、摂取する時期が適切でなかったことに起因しているのです。

ちなみに黄体ホルモンにもバストアップ効果はあります。 高温期には黄体ホルモンの働きを強めてくれるワイルドヤム、チェストベリーの摂取がオススメです。